丘珠飛行場除雪隊編成完結式で激励挨拶(オニオンスノーファイターズ)

2018.11.16

  
▲広瀬北部方面航空隊長兼ねて丘珠駐屯地指令訓辞    ▲菊池除雪隊長のもと50名で編成
  
▲伊藤義郎北海道航空協会会長からの激励        ▲丘珠駐屯地協力会相談役として私から激励
    
▲                                                                               ▲高速除雪車(スノープラウ)
  
▲ロータリー除雪車                  ▲スノースイパー
 
 陸上自衛隊と民間航空とが共用する空港で道都札幌市と北海道地方都市・離島を結ぶビジネス・観光・医療・防災拠点空港として重要で警察・消防などのヘリの拠点っでもあり報道・測量・遊覧・民間小型機拠点ともなっている。地方から札幌の病院に通っている患者さんもおられたり、医師の手薄な地方に札幌から週に何度か通っている医師もいる。
 
 冬は青森空港に次ぐ2番目に降雪量の多い空港で、新千歳空港の3.7倍、新潟空港の7倍、例年の平均降雪量は596cmで昨年は580cm、出動日数は82日間で出動回数は135回という。来年3月一杯、厳しい24間体制での作業が続く。一定の量になると一日何回でも出動する。誘導灯周辺は手作業で行われ、民航機も飛んでいるので時間にも追われる仕事だ。事故のないように、けがのないように祈る。
 
 先般の北海道胆振東部地震では、地震発生1分後に防衛省に災害対策室が設けられ、その2分後には防衛大臣からの指示があったという。午前3時40分には丘珠駐屯地から被災地に向かってUH-1やOH-6など映像伝送機搭載の第7飛行隊・第11飛行隊のヘリが被災地の状況把握・情報収集に次々と離陸していったという。そして多方面から自衛隊の皆さんが被災地に集結し25,100人もの隊員が人命救助・道路の啓開・給水支援・給食支援・入浴支援・人員、物資の輸送にあたり、迅速でしかも大掛かりな対応に驚く。同時に、自分たちの住む東区・札幌に丘珠駐屯地や第11旅団が存在することに心強く思うと挨拶をした。
 
 また来年2月には「さっぽろ雪まつり」が始まるが、第18普通科連隊の皆さんが遠くからトラックできれいな雪を運び、何百人もの隊員で雪像を作ってくれる。、北海道で一番寒い時期に、バケツやソリに水で濡らしたべたべたの重い雪をしかも夜遅くに、這うように押したりひっぱたりしながら高いところまで運ぶ体の小さな女性隊員の姿を見たことがある。作業は過酷なものだ。本来任務の主たる任務、従たる任務を超えた地域貢献であり、札幌市では夏冬様々なイベントがあるが、この雪まつりを超える市民、道民、道外、海外の方々に感動を与え、集客力のある、経済効果のあるイベントはない。自衛隊が地方行政・市民との信頼関係を築こうとする並々ならぬ想いと努力のお陰と私は思っている。